東京地裁は解散処分の執行停止を認める
8月7日、東京地方裁判所は解散処分の執行停止を認める決定を出しました。区議会議員全員により「解散処分の無効と執行停止」を求めて提訴していましたが、東京地裁の決定は「区長の不信任の決議」がされたとはいえないとの判断であり、全面的に認めたものとなりました。
決定を受け、石川区長は「行政の業務の停滞が許されないというメッセージと受け止める。早急に事態の改善に向けた取り組みを進める。」と全く的を得ていないコメントを出されました。
8月11日には「千代田区議会の解散取消しについて」が議長宛てに通知され、区政の正常化や議会の再開に向けて調整が続いています。
(内田の解説)
「この解散の権限は私であり、議会が判断することではない。不満があれば法廷論争をして頂きたい。」と区長が望んだ司法判断が下されました。区政の重大な停滞を招いたことを、区民や区議会に対し素直に謝罪して頂く必要があります。