アムステルダム(オランダ王国)
人口76万人・面積219k㎡・立憲君主制
2006年初夏の頃、私はアムステルダムを訪れました。
ドイツワールドカップ出場の日本代表応援の為、ドルトムントに来ていました。予選最終となるブラジル戦は完敗に終わり、失意の中、ICE(国際高速列車)にてアムステルダム中央駅に到着しました。
13世紀にアムステル川の河口近くの平地にダムを築き街が築かれ、16世紀には港町として、自由で合理的な精神を育んできたアムステルダムは、中央駅を中心に市内に網の目状に広がる運河や、その運河に沿って並ぶ歴史的建築物、自転車、飾り窓の女性たち、多くの美術館などで知られています。また、欧州サッカーの強豪アヤックスの本拠地としても有名です。
市内には花と緑があふれ、古い街なので道が狭い事もあり、市内にはトラムと自転車専用レーンが縦横に張り巡らされています。車道と歩道の間に設けられた自転車専用レーンには、専用の信号もありました。この街では、車ではなくひとが主人公であることを、実感したことを覚えています。
人にやさしく環境にも優しいトラムや自転車が、交通の中心を担う国際都市アムステルダムは、水の都でもあり、日本の街づくりにもすごく参考になるのと感じました。
アムステルダム中央駅
1889年開業した煉瓦造りゴシック様式の中央駅です。千代田区にある東京駅とは姉妹駅。
王宮
ダム広場にある、1655年に市庁舎として建てられました。
アンネ・フランクの家
運河沿いにあるアンネ・フランクの博物館です。外観は改装されていますが、内部は当時のまま保存されています。
ダム広場
アムステルダムの中心。奥に見えるゴシック建築は15世紀に造られた新教会です。
街の風景1
ひとに優しい美しい街ですね。
街の風景2
自転車が気持ちよさそうに走って行きます。
街角のカフェ1
ここで私も休憩、ビールが美味しかったです。
街角のカフェ2
初夏の季節、最高の雰囲気でした。この少し先にある「飾り窓地帯」はNo Picturesでした。
運河1
市内を網の眼状に広がる運河は、中央駅近くから運河ツアーで周遊することが出来ます。
運河2
165本もの運河に1300の橋が架かっているそうです。
運河3
運河沿いには可愛い歴史的建築物が並んでいます。
ボートハウス
アムステルダム名物で約2500隻もあるそうです。トンレサップ湖やバンコクとは違い、比較的裕福な方が住んでいるようでした。
国立ミュージアム
1885年開業のオランダ最大のミュージアム。レンブラントの「夜警」、フェルメールの「台所女中」は必見です。
コンセルトヘボー
国立ミュージアムから広場を通ったところにあるコンサートホールです。