平成24年第2回区議会定例会にて、一般質問を行いました。
内田直之『私の政策 5つの視点』の中から、優先順位をつけて質問しています。今回も、「環境と安全に配慮したまちづくりについて」と「想定される巨大地震対策について」行いました。
現在、区民の皆さんが最も心配されている、首都直下型地震への対応については、千代田区の考え方や政策の進捗などを、日頃より確認して行きたいと考えています。
はじめに、寛仁親王殿下のご逝去されました。議場全員にて、心より哀悼の誠を捧げました。
今回は、町会長や町会婦人部の方々など傍聴に来て下さいました。お忙しい中、本当にありがとうございました。議員活動の一部ではありますが、議場や委員会を見て頂くことで、現在の区政の方向性や課題、各議員の考え方や取組み方などが身近に感じられると思います。また、私達議員にとっては、大変な励みにもなります。今後とも、区民の皆さんのご期待に添える様しっかり勉強して行きたいと思いますので、ご指導ご鞭撻、宜しくお願い致します!(質問概要です)
1.環境と安全に配慮したまちづくりについて
【質問】
①「CASBEE(建築環境総合性能評価システム)」の本区での導入を検討すべきでは?
②本区の交通安全計画を見直す中で、コミュニティ道路をどのように位置付け、安全・快適で、車と共存した人に優しいまちづくりを図っていくのか?
【答弁】
①他の自治体のCASBEEの取り組み状況等を検討素材の一つとして調査し、本区の「建築物環境計画書評価制度」の改善を図っていく。
②区民生活の安全・安心を確保するため、交通安全の諸課題を整理しながら、コミュニティ道路の考え方も踏まえて計画の見直しを進めていく。
2.想定される巨大地震対策について
【質問】
①東京都の新たな被害想定等を踏まえた、本区における防災対策の方向性は?
②都市計画において、事前復興の考え方を示し具体的な地区計画へ早急に反映させるべきでは?
③建築物の耐震診断・耐震改修の実施率を上げる方策を考えるべきでは?
④老朽危険家屋の実態調査を早急に実施すべきでは?
【答弁】
①建物の耐震化、応急救護体制の確保及び帰宅困難者への対応を進めていく。
②道路や建築物のあり方等の議論を経て定めた平常時の目標・方針が、復興後目標とする市街
地像につながると考える。
③対象世帯の拡大等、制度の充実を図っており、さまざまな機会に周知していく。
④私有財産であり、取り扱いには配慮が必要だが、地域とも連携し情報収集や実態把握に努めていく。