シェムリアップ(カンボジア王国)
人口17万人・面積???k㎡・立憲君主制
2004年、クメール建築として有名な世界遺産のアンコールワット遺跡群を訪れました。シェムリアップはバンコクから飛行機で約1時間、トンレサップ湖の北側に位置する本当に小さな街です。ここを拠点とし、アンコール遺跡群の探訪に出かけました。まず最初に、人の良さそうなバイクタクシーを見つける事から始めました。
アンコールワットは、12世紀前半にヒンドゥー教寺院として建設されたそうです。西塔門を正門とし、境内は外周、東西1,500m、南北1,300m、幅190mのお濠で囲まれています。 そして第一回廊には、精巧なレリーフが何百メートルにも渡りインド古代の叙事詩や軍隊、天国と地獄などが描かれています。
次に王都アンコールトムは、3,000m四方を高さ8mの城壁で囲まれ、十字に主要道路が配置されています。他にも数え切れない程の遺跡群が点在し、本気で見るには4~5日はかかりそうです。私は休みの関係もあり、3日程見学し、もう1日は約100万人の水上生活者がいると言われるトンレサップ湖に行ってきました。
世界の最貧国のひとつであるカンボジアは、ポルポト独裁政権の大虐殺や内戦からやっと立ち直ろうとしていました。識字率が低いなど、多くの問題を抱えるこの国は、先進国の援助を必要としていると強く感じました。
アンコールワット
ヒンドゥー教三大神のヴィシュヌ神に捧げられた寺院。正面は西向きなので午後見学がお勧めです。
連子状の窓
回廊には格子の連子状窓が連なっています。光の入り方が素晴しいと感じました。
アンコールワットの中央祠堂
世界の中心山、メール山(須弥山)を模した中央祠堂。急勾配ですが登る事も出来ます。
アンコール遺跡群①
巨大なスポアン(榕樹)が長い年月をかけ、遺跡を呑み込んでいました。
アンコール遺跡群②
事前の力が類を見ない造形を見せてくれます。中央に小さく私がいます。
アンコール遺跡群③
有名な巨大スポアンです。
場所不明
何処で撮影したか不明です。神秘的で静かな場所でした。
バイヨン寺院
アンコールトムと言う都市。中央にバイヨン寺院があります。
遺跡にいた少女
遺跡にいた少女。優しい微笑みが素敵でした。
街外れの住宅
舗装されていない道路沿いの住宅。最貧国であることを思い出させます。
トンレサップ湖①
湖の上に住む人々。小学生が通学しています。
トンレサップ湖②
こんなに小さな子も…お使いかな?