小石川後楽園内にある涵徳亭にて講談の会に行ってきました。皆さんご存じとは思いますが、念のために(笑)、講談とは日本の伝統芸能のひとつで、高座におかれた釈台(小さな机)の前に座り、張り扇でそれを叩いて調子
を取りつつ軍記物や政談等を読上げるものです。原型は江戸時代の辻講釈だそうです。
初めて講談に触れて以来、その面白さや技術に興味を抱き、友達も誘って講演に行くほどになってしまいました。講談師は、講談界の重鎮で真打の『八代目一龍齋貞山師匠』と二つ目の『一龍齋貞鏡』さんでした。
政治とも無縁ではなく、自由民権運動の主要な宣伝活動として政治講談が市民の人気を得ていた事は有名な話です。私も政治家のはしくれとして、学ぶべき技術は多々あると思います。
講談界では、若い方は女性の方が多く、技術がたって華もあるので、人気らしいです。今回の女流講談師の貞鏡さんも、本当に可愛くて素敵な方です。2012年2月に二つ目に昇進され、3月に内幸町ホールで開催された昇進祝会にも行ってきました。どんな話が得意なのか、今イチわかっていませんが…笑、時事ネタもあり、いつも楽しませてもらっています。将来必ず大物講談師になられると確信しています。
毎月最終土曜日19:00から、千代田区神田神保町のらくごカフェで貞鏡の会が開催されています。まじかで観ることができますので、是非応援してください。私も神田地区応援団として、観に行きたいと思っています。