平成25年第2回区議会定例会にて、一般質問を行いました.
内田直之『私の政策 5つの視点』の中から、優先順位をつけて質問しています。今回は自分の専門分野である都市政策の中から、千代田区独自の環境政策と巨大地震対策について質問致しました。
また、沢山の皆さまが傍聴に来て頂き、感謝感激しています。議場や委員会を傍聴して頂くことは、区政の方向性や課題、各議員の考え方や取組み方などが身近に感じられる良い機会だと思います。また、私達議員にとっては、大変な励みにもなります。インターネット中継は準備中ですが、少しでも開かれた議会が実現できればと考えています。
1.千代田区独自の政策政策について
【質問】
①電力エネルギー政策と気候変動対策は一体的に取り組まなくてはならい。千代田区の地域特性を踏まえた独自のエネルギー政策は、地域防災・危機管理対策としても有効である。
②第2期環境モデル都市行動計画の策定では、更に高い目標や先進的な取り組みが計画されているのか。また、環境評価制度の改善は進んでいるのか。
【答弁】
①自律分散型のエネルギー供給体制を構築することが、低炭素社会づくりにとっても、防災・危機管理対応としても重要である。施策の有効に展開するため、外部有識者による検討会にて議論をしていく。
②現行施策の見直しや新規事業の立案を行い、先進的かつ実現性の高い計画の策定に務める。CASBEEなどの建築物評価認証制度の検討も実施している。
2.想定される巨大地震対策について
【質問】
①千代田区にける地震対策は建物の耐震対策そのものである。耐震改修助成金の限度額の増額により、耐震化の更なる推進を図るべきである。
②老朽危険家屋は、地震発生時の倒壊の危険や、ゴミ屋敷化、不法侵入による非行や犯罪、放火の危険など多くの問題を抱えている。行政代執行を盛り込んだ条例化が急務と考える。
【答弁】
①資金面以外にも合意に至らない要因がある。耐震性能の向上に向けて、幅広い視点から検討する。
②千代田区内には緊急を要する著しく危険な建物はない。危険家屋の把握を引き続き行い、制度の必要性も検討して行く。