活動レポート

[2020年5月9日] 世界の街歩き Vol.17 Dubrovnik

ドゥブロヴニク(クロアチア共和国)
人口4.3万人・面積21.3k㎡・ 議院内閣制

アドリア海の真珠と謳われ、旧市街地は世界遺産にも登録されている美しい街。アドリア海特有の深い青とオレンジ色の屋根が本当に奇麗。また、ここダルマチア地方は宮崎駿監督「紅の豚」の舞台でも有名です。ドゥブロヴニクから北へ行けば、スプリット、シベニク、トロギールと言った美しい古都が連なっていました。
街の起源はローマ時代とされ、14世紀に独立したラグーサ共和国は都市共和国として15~16世紀にかけてアドリア海や地中海貿易で絶頂期を迎えました。そして、都市国家として自治を守るために作られたのが、高さ25m、厚さ6m、全長1940mにも及ぶ堅牢な城壁だったのです。
世界遺産に登録されていた旧市街地は非武装化が図られていましたが、1991年クロアチアが独立宣言を行うと、ユーゴスラビア連邦軍はクロアチアに侵入し、ドゥブロヴニクも街の70%が破壊されたそうです。その後戦争が終結すると、街は建築当時と同じ素材、工法、意匠で復興され現在に至っています。街並みへの情熱が凄いですね。

お世話になったホテル
家庭的なホテルで、マダムがとても良い人でした。乗り換えのミュンヘン空港が閉鎖となる大混乱で、荷物が行方不明になりました。マダムは何度も空港に問い合わせたり、出向いて荷物を探してくれました。予定より1日遅れての到着になったにも関わらず、宿泊代を1日少なく請求されるなど、クロアチア人の暖かさに感動しました。
世界遺産の旧市街
アドリア海の真珠と謳われる旧市街地。海の色と屋根の色が本当に美しかったです。(写真は未加工)
旧市街の街並み①
厚さ5メートル、高さ20メートルの堅牢な市壁。
旧市街の街並み②
脇道に入ると生活感漂う路地が続く。
旧市街の街並み③
プラツァ通りにあるレストラン。とても気持ち良いです。
ドブロブニク大聖堂
教会までは無料で入れます。
フランシスコ会修道院
鐘楼は31メートルあり、1929年に再建されたもの。
旧市街の街並み④
オレンジ色の屋根瓦が本当に美しい。
グンドリッチ広場の市場
やさいが綺麗な青空市場。市場はどこも楽しいですね。
バビンクック地区
新市街にあるおしゃれなエリア。旧市街とは違うモダンな街でした。

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内田 直之 事務所

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