平成25年第4回区議会定例会にて、一般質問を行いました.
内田直之『私の政策 5つの視点』の中から、優先順位をつけて質問しています。今回は自分の専門分野である建築関係から、安全で安心なまちづくりについて、また、今回初めて千代田区財政の現状と課題について質問致しました。
前回から制限時間制の試行期間として、代表質問は24分、一般質問は15分に制限されています。議場に残り時間が表示され、なんだか緊張感がありました。私は残り14秒でなんとか終えることができました。次回定例議会からインターネット中継が始まりますが、少しでも開かれた議会が実現できればと考えています。
1.千代田区財政の現状と課題について
【質問】
①理不尽とも言える法人住民税の一部国有化や、消費税増税分の配分について、また、これらが千代田区へ及ぼす具体的な影響について。
②歳入の根幹をなす区民税負担の公平性の確保にあたり、不納欠損の現状は。また、前例主義にとらわれない事業の抜本的見直しと、徹底した行財政の効率化を求める。
【答弁】
①法人住民税の一部国有化は遺憾であり、都や他区と歩調を合わせ反対活動を行う。具体的には10億円程度の減となり財政運営に大きな影響が予想される。
②滞納者個々の事情を早期に把握し、地方税法に基づき滞納処分の執行および不能欠損処理を行う。歳入の確保と歳出の抑制を図ることが大事である。
2.安全で安心なまちづくりについて
【質問】
①千代田区における総合危険度測定調査では、相対的に危険な町丁が13地区ある。区の防災計画や地区計画の立案や事業化の際は、優先的に実施すべきである。
②千代田区にける病院や診療所、高齢者施設、その他区有施設における防火体制及びに、現在整備されてる(仮)高齢者総合サポートセンターの安全対策。
【答弁】
①被害を少しでも小さくする「減災」の視点に立ち、今回の調査結果を防災計画等の企画・立案に反映させる。
②防火戸の設置・維持管理状況、避難経路の障害物の状況、増築の有無、防火管理者の設置状況、避難訓練の状況、消防設備の設置状況等を調査し、指導を行っている。