今年も新春恒例の「神田明神節分祭」に参加させて頂きました。鳶頭衆による木遣りの声も高らかに、宮鍵、御防両講、赤鬼・青鬼やだいこく様・えびす様、雅楽を奏でる楽人、古式装束の神職に続き、氏子総代、特別崇敬者、町会年男(女)が組ごとに社殿に向かって参進します。本殿でご祈祷をして頂き、祝詞、おはらいと巫女さんの鈴をお受けしてから参拝しました。
次に、弓を天と地に向けて弾き邪気を払う儀式である「鳴弦の儀」が行われました。ご存知の通り、神田明神は江戸城の鬼門の守護神なのです。
その後、豆まき会場である鳳凰殿演台へ。「鬼は外、福は内」と豆をまきます。毎年の事ですが、物凄い人で大混乱って感じです。怪我などしなさらないか心配な程でした。豆まきの後は、明神会館での直会となります。節分にちなんだ縁起物の料理と御酒をいただきます。また、毎年多くの芸能人が参加されており、今年も田中麗奈、吉沢悠、しずちゃんやアキバのカリスマメイドなど、有名人からイマイチ分からない方(笑)など多数参加されていました。
ちなみに節分とは、季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことです。江戸時代以降は特に立春の前日を指す場合が多くなったそうです。大寒の最後の日であるため、この日は寒さがピークになるのですが、今日は本当に暖かい一日となりました。子どもの頃は、炒り大豆をまいて年齢の数+1個の豆を食べ厄除けを行っていましたが、今もそうなのでしょうか。最期に、皆様がご健康で幸せで過ごせますよう、お祈り致します!
◀日頃よりお世話になっている鳶頭と一緒に