平成26年第3回区議会定例会にて、一般質問を行いました.今回は災害が多発する中、千代田区の地域特性を考慮した防災対対策、及び、区民の85%が暮らすマンションの防災対策について、質疑と提言を行いました。
第1回定例議会からインターネット中継が始まっています。私の質問の様子が、千代田区HPの下記サイトからご覧になれますので、お時間がある時にでもどうぞ! http://www.kensakusystem.jp/chiyoda-vod/index.html
【質問①】
内閣府が公表した「防災白書」では、共助の重要性について指摘されている。千代田区の地域特性を踏まえた共助の在り方、並びに、避難所ごとのボトムアップ型の地区防災計画の作成を提案する。
【答弁①】
千代田区災害対策基本条例において「協助」の理念に基づき、地域の防災力の向上に努めていく。地域コミュニティからのボトムアップ型の防災活動計画の策定を支援、後押しして行く。
【質問②】
千代田区におけるマンションの現状把握と防災計画の立案・実施、集会室や防災備蓄倉庫、EV管制運転システム、非常用電源の設置指導を提案する。
【答弁②】
マンションの防災対策は極めて重要と考えている。マンションの現状把握や防災計画の策定支援は、まちみらい千代田が取り組んでいる。防災設備については、協力を要請していきたい。
【質問③】
南海トラフ巨大地震の被害想定と、区内にあるタワーマンション21棟の現状把握、および長周期地震動対策の検討を早急に行うことを提案する。
【答弁③】
被害想定がより大きい首都直下地震の対策推進が、南海トラフ巨大地震への備えとなる。タワーマンションの長周期地震動対策は、国土交通省にて見直しを行う予定と聞いており、検討結果を踏まえ、指摘の実態調査や必要な措置を検討、対応していく。