平成28年第2回区議会定例会にて、一般質問を行いました.今回は熊本地震から見えた防災の課題と対策について2本、千代田区における民泊の課題と対策について2本の計4本です。
以前よりインターネット中継がされていますが、今回からスマフォにも対応しています。私の質問の様子が、千代田区HPの下記サイトからご覧になれます!
http://www.kensakusystem.jp/chiyoda-vod/index.html
【質問①】
内閣府の「防災白書」では地域での一人ひとりの自助、多様な主体の共助の重要性が指摘されている。千代田区の地域特性を踏まえた、「自助」「共助」の在り方について見解は?
【答弁①】
過去の大規模災害を見れば、命をつなぎとめる大切な考え方が「自助」「共助」であることは広く知られている。発災時の人々の支え合い、助け合いは普遍的な理念である。今後も、区民の皆さんと協働し、連携をとりながら、万全な災害対策を目指して不断の努力を重ねていく。
【質問②】
地域の防災力向上に加え、人材育成や地域コミュニティの構築において、「DIG」「HUG」は有効である。地域防災訓練として、試験的な導入への検討を提案する。
【答弁②】
議員ご提案の「DIG」「HUG」なおど図上訓練は、協助を強化する為の新たな訓練形態として、試験的導入を含めた検討を進めていく。また、楽しみながら防災意識を高めることができる新たな訓練の導入も検討していく。
【質問③】
千代田区には宿泊施設が81軒、約1万3700室ある。今後も宿泊需要は増加の一途をたどると思うが、区としては、どの程度の宿泊需要を想定し、施設や客室の供給を見込んでいるか?
【答弁③】
訪日外国人の増加が今後も想定されることから、宿泊需要も更に高まると予測される。供給につきましては、保健所が 把握しているだけでも、 25 施設 2578室が増える予定である。
【質問④】
民泊について、政府では規制緩和が検討されているが、区に対しては、これまで通り慎重な対応を求める。併せて、区民への正しい知識の周知が必要だと考える。見解は?
【答弁④】
基礎的自治体として規制緩和に不安を覚える。国家戦略特区や新たな法制度の民泊に関して、区としては慎重に対応していく。区民の皆様に民泊を正しく理解して頂くことは議員ご指摘の通り大変重要である。民泊に関するり一フレットを作成し、近日中にマンションや町会等に配布するなど、周知に努めていく。