東京ユナイテッドFCと千代田区サッカー協会が連携協定を締結、政治経済の中心からサッカー通じたコミュニティづくりを目指します!
東京ユナイテッドフットボールクラブ(共同代表:福田 雅・人見秀司)と千代田区サッカー協会(会長:内田直之)は、このたび連携協定を締結しました。この協定を機に、千代田区におけるより良いフットボール環境をつくると共に、地域社会の発展、住民の健康促進に寄与して参ります。具体的な共同事業は以下の通りです。
【共同事業項目】
① サッカーを通じたコミュニティづくり
東京ユナイテッドFCの応援やイベント、各種大会等を通じ、人々の交流による地域コミュニティの活性化を図ります。また、秋葉原や神保町、神田、麹町の商店街や千代田区観光協会との連携を図り、地域経済の発展にも貢献して参ります。
② 千代田区ならではのフットボール環境の整備
千代田区の地域特性に合わせた環境整備に取り組んで参ります。U-8・U-10リーグからソサイチ(8人制)やフットサルリーグなど狭小地でも出来る活動を中心に、東京ユナイテッドFCと小・中学校、高校、大学、企業が連携し、子どもから高齢者までサッカーに親しめる環境を整備して参ります。
③ 東京ユナイテッドFCを頂点とした各世代大会の共催
千代田区にはチーム数が少ないため、大会開催には偏りができてしまいます。東京ユナイテッドFCと連携協定を結ぶ都心区が自治体の枠を超え、ひとつの輪をつくるように各年代の大会を共催することで、レベルの向上と近隣区との交流を図って参ります。
■人見秀司 東京ユナイテッドFC共同代表 コメント
1993年にJリーグが開幕してから、今年で25年目になります。Jリーグのクラブ数は10チームから54チームまで増え、47都道府県に1チームといった目標まで、あと一歩手前まで来ております。そんな中、日本経済の中心である東京23区にホームスタジアムを構えるJクラブが未だ1チームもない現状こそ、日本のスポーツ文化、スポーツビジネスの未成熟さを物語っているとも言えます。海外を見渡せば、首都にはその国を代表するような国際的なクラブが存在し、都市のシンボルとなっています。この度は、東京23区の中でも、政治経済の中心である千代田区サッカー協会と連携協定を締結させて頂き感謝いたします。ハードインフラは決して恵まれている環境とは言えませんが、サッカーを通じたサードコミュニティづくりに貢献できればと思います。
■内田直之 千代田区サッカー協会会長 コメント
千代田区サッカー協会として、東京23区においてJリーグを目指す東京ユナイテッドFCとの連携協定の締結を大変嬉しく思っています。千代田区は立法・司法・行政の三権及び経済・金融という首都機能を備えた東京の中心であり、江戸開府以来、歴史や文化を継承して来ました。世界で一番の街を目指す東京、そして千代田区にとって、東京ユナイテッドFCが街の誇りや新たなアイデンティティとして、また、地域コミュニティの核となることを確信しています。千代田区・港区・文京区など都心区が全面的にバックアップすることで、日本のみならず、R・マドリッドやバイエルンの様な世界的なビッグクラブになることを期待しています。今回の連携協定を機に、お互いにの更なる成長を目指すとともに、千代田区サッカー協会としても地域をあげて、精一杯応援して参りたいと思います。
◆東京ユナイテッドFCについて
慶應義塾体育会ソッカー部OBクラブ「慶應BRB」と東京大学運動会ア式蹴球部OBクラブ「東大LB」をルーツにもつサッカークラブ。2016年シーズンまでは、チームのルーツを示すべく両者をつなぎ合わせた「LB-BRB TOKYO」というチーム名称で文京区を起点に活動。今年2017年より、座学からの学びとスポーツからの学びを融合した人材を輩出し続けることをその使命とし、また、学校部活動の枠を越え、学校コミュニティと地域コミュニティとの融合を図り、さらに将来的には、政界も財界も官界までも熱狂させて東京を一つにするようなチームになることを目指し『東京ユナイテッドFC(TOKYO UNITED Football Club)』とチーム名称を変更。同時に元日本代表で、鹿島アントラーズなどで活躍した岩政大樹をクラブ初のプロ契約選手として獲得。多様性に溢れる国際都市【TOKYO】を、スポーツを通じて一つにするとともに、世界に向けて【TOKYO】ブランドを発信すべく、2020年Jリーグ昇格を目指す。
◆千代田区サッカー協会について
千代田区におけるサッカー競技の普及と発展を図り、併せて子どもから高齢者まで男女ともに、スポーツに親しむ事ができる、健康で明るい地域社会の実現に貢献することを目的として2014年に設立。東京都サッカー協会及び東京都地区サッカー連盟にも加盟し、大会参加はもとより、正しく試合運営ができる審判員や優れた指導者の養成にも力を入れている。また、年齢・性別を問わず、レクリエーション志向から競技志向まで、小さな空間で多くの人々が楽しめるフットサルやソサイチの環境整備にも努めている。特に当協会は、日本サッカー協会から「グラスルーツ推進・賛同パートナー」に認定されている。年齢、性別、サイズ、姿、レベル、国籍、信仰、人種に関わりなく、サッカーは全ての人たちの為にあるものとし、「ずっとEnjoy!(引退なし)」「みんなPlay!(補欠ゼロ)」「だれでもJoin!(障がい者サッカー)」の3つのテーマで活動している。