沢木耕太郎さんの『深夜特急』に大きな影響を受け、バックパッカーとして世界の多くの街々を訪れました。タイ・ベトナム・ラオス・ネパールなどのアジアの国々から、ヨーロッパやアメリカなど、気が付けば世界49ヶ国200以上の街を訪れていました。
(安藤忠雄さんの言葉)
『建築を真に理解するには、媒体を通してではなく、自らの五感を通じてその空間を体験することが何より大切です。しかし「旅」はそのような実際の身体的移動を通じてだけではなく、回想、さらに夢想することでも可能なのです。「旅」とは、惰性的な日常を離れ思考の深度を深める、自分との「対話」なのです。旅するうちに、必要のないものは切り捨てられ裸の自分と向き合う。その過程で一進一退を繰り返していく。これが一人の人間を強くしていくのです。』
私が自分自身や故郷日本を見つめ直し、政治を志した原点はひとり旅にありました。これからも、時間を見つけては、旅を続けていきたいと思います。
ロンドン(通称:イギリス)
人口817万人・面積1577k㎡・立憲君主制
「世界の都市総合力ランキング」で2012年よりニュ―ヨークに代わり首位である世界No1都市のロンドンを訪れました。2012年に3度目となるオリンピックを開催し最も活気あふれる街は、歴史と先進性を持ち合わせた素晴らしい街でした。国際都市間競争に東京がどの様に挑むべきかを探る訪問となりました。
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ローマ(イタリア)
人口818万人・面積1214k㎡・大統領制/連邦共和制
イタリアの首都であり、政治・経済・文化の中心であるローマを訪れたのは2001年でした。かつてのローマ帝国の首都として、また西洋文明やカトリックの中枢として「永遠の都」と称され、世界有数の観光都市としても有名です。歴史的建築物に溢れるこの街にすっかり魅了され、幾つかの街を訪問予定でしたが、結局全日程(1週間)ローマに滞在する事になりました
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シェムリアップ(カンボジア王国)
人口17万人・面積???k㎡・立憲君主制
2004年、クメール建築として有名な世界遺産のアンコールワット遺跡群を訪れました。シェムリアップはバンコクから飛行機で約1時間、トンレサップ湖の北側に位置する本当に小さな街です。ここを拠点とし、アンコール遺跡群の探訪に出かけました。まず最初に、人の良さそうなバイクタクシーを見つける事から始めました。
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ニューヨーク(アメリカ合州国)
人口818万人・面積1214k㎡・大統領制/連邦共和制
念願かなって憧れの街ニューヨークを訪れたのは2006年5月でした。アメリカ最大の都市であり世界の経済、金融、文化の中心地、多くの映画の舞台となった身近だけど遠い街ニューヨーク。バックパックにカメラと地球の歩き方、少しの着替えを詰め込み、飛行時間12時間を経てジョン・F・ケネディ空港にひとり到着しました。
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サフランボル(トルコ共和国)
人口4.7万人・面積1000k㎡・共和制
2004年、私は長期休暇を利用してトルコを訪れました。全く計画がない気まぐれな旅でしたが、どうしても行きたい場所がありました。イスタンブールから飛行機でカッパドキアに移動し数日後、目的の地に向かいました。バスを乗り継ぎ山を越え、トルコで一番美しいと言われる街、サフランボルにたどり着くことが出来ました。
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チェンマイ(タイ王国)
人口27万人・面積152k㎡・立憲君主制
これまで私は幾度となくチェンマイを訪れました。
最初に行ったのは2001年でした。バンコクからバスを乗り継ぎ、途中スコタイで世界遺産を見ながら700km北上してたどり着きました。当時のチェンマイは、まだ高層の建物も少なく、緑豊かで花が咲き誇り、ひとは優しくのんびりと時が経つ、素朴で素敵な街でした。
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カトマンズ(ネパール連邦民主共和国)
人口67万人・面積51k㎡・共和制
2001年秋頃、私はカトマンズを訪れました。
当時赴任していたバンコクから飛行機で3時間30分、エベレストなど8000m級のヒマラヤ山脈が出迎えてくれました。空港に着くとリクシャ(人力車)など何十人もの人達に揉みくちゃにされ、ここがアジア最貧国である事を実感、タメル地区で探した宿は1泊5$でした。
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アムステルダム(オランダ王国)
人口76万人・面積219k㎡・立憲君主制
2006年初夏の頃、私はアムステルダムを訪れました。
ドイツワールドカップ出場の日本代表応援の為、ドルトムントに来ていました。予選最終となるブラジル戦は完敗に終わり、失意の中、ICE(国際高速列車)にてアムステルダム中央駅に到着しました。
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